Googleアルゴリズムアップデートの影響はあった?実測検証の結論「全体下落なし・局所変動あり」

Googleアルゴリズムアップデートの影響を実測検証し、全体下落なし・局所変動ありと示すアイキャッチ AIマーケティング
2026年9月スパムアップデート期間をSearch Consoleで比較した速報記事のアイキャッチ。

Googleの「September 2026 spam update」は、2026年9月24日(米国太平洋時間)に始まり、13日16時間で展開を完了しました。当サイトでは、日本時間に合わせた更新期間の14日間と、その直前14日間をGoogle Search Consoleで比較しました。

結果は、クリック+18.1%、表示回数+20.8%、平均掲載順位は20.3位から11.5位へ改善しました。ただし、増加の多くは特定テーマと新規記事に集中しています。したがって本記事の結論は、「サイト全体への大きなマイナス影響は確認できないが、アップデートが増加の原因とは断定できない」です。

速報:当サイトで確認した変化

  • 比較期間:2026年9月25日〜10月8日 対 9月11日〜9月24日
  • クリック:166回から196回へ、30回増加(+18.1%)
  • 表示回数:7,314回から8,832回へ、1,518回増加(+20.8%)
  • CTR:2.3%から2.2%へ、0.1ポイント低下
  • 平均掲載順位:20.3位から11.5位へ、8.8位改善
  • 暫定判定:サイト全体の下落は未確認。ただし増加は一部ページへ集中

> 先に結論:今回のデータに、サイト全体がスパムアップデートで評価を落とした兆候は見られません。一方、同期間に新規公開や再評価、検索需要の変化も起きています。相関は確認できても因果関係は証明できないため、「アップデートで伸びた」とは表現しません。

  1. 2026年9月スパムアップデートは13日16時間で完了
    1. 今回確認できる事実と、確認できないこと
  2. 検証方法:更新期間と直前の同じ14日間を比較
    1. この比較の限界
  3. サイト全体はクリック18.1%、表示回数20.8%増加
    1. 数字だけならプラス、評価はまだ暫定
  4. 増加の中心は「ChatGPT広告がうざい」と新規AI広告記事
    1. 上位2ページの増加は合計79クリック
  5. 検索クエリでは「ChatGPT CM 気持ち悪い」が増加
    1. 同じテーマでも表記別に増減が分かれた
  6. 暫定判定:全体ペナルティの兆候はないが、局所変動はある
    1. 「影響なし」ではなく「マイナスの全体影響を確認できない」
  7. なぜアップデートが原因と断定できないのか
    1. 1.更新期間中に新規記事を公開している
    2. 2.検索需要が変化している可能性がある
    3. 3.近いテーマの記事間で表示先が変わっている
    4. 4.Search Consoleの平均順位は構成変化の影響を受ける
  8. 今すぐ大量削除・一括リライトをしない理由
    1. 優先する対応
    2. 避ける対応
  9. 次回は既存記事だけを分けて確認する
    1. 7日後に見る項目
    2. 28日後に見る項目
  10. AI記事の本数だけでは影響を説明できない
    1. 当サイトで継続する品質管理
  11. よくある質問
    1. 2026年9月スパムアップデートはいつ完了しましたか?
    2. 当サイトは今回のアップデートで下がりましたか?
    3. 数字が増えたのはアップデートのおかげですか?
    4. 順位が下がった記事はすぐリライトすべきですか?
    5. 次の検証はいつ行いますか?
  12. まとめ:数字はプラス。ただし「アップデートで伸びた」とは言わない

2026年9月スパムアップデートは13日16時間で完了

GoogleのSearch Status Dashboardによると、September 2026 spam updateは2026年9月24日(米国太平洋時間)に開始し、13日16時間で完了しました。Google公式の日時は米国太平洋時間で表示されるため、当サイトでは日本時間の日付境界に合わせ、9月25日から10月8日までを更新期間として集計しています。

今回確認できる事実と、確認できないこと

区分 内容
Google公式で確認できる 更新名、開始日、展開期間13日16時間、ランキングシステムの更新
Search Consoleで確認できる 同期間のクリック、表示回数、CTR、平均掲載順位、ページ別・クエリ別の変化
今回の比較だけでは確認できない 変化の原因が更新だけにあること、個別ページがスパム判定されたこと
別途確認が必要 新規公開、タイトル変更、検索需要、競合変化、インデックス、端末・国別の差

今回の更新は「コアアップデート」ではなく「スパムアップデート」です。ただし、更新前後を比べる基本姿勢として、Googleがコアアップデートの調査で案内する「展開完了を確認し、Search Consoleで適切な期間を比較し、ページとクエリを確認する」という手順を参考にしています。

検証方法:更新期間と直前の同じ14日間を比較

数字を比較するときに重要なのは、期間と条件を固定することです。今回はGoogle Search Consoleのウェブ検索データを用い、次の条件で確認しました。

項目 設定
対象プロパティ https://uomi-ai-lab.boy.jp/
更新期間 2026年9月25日〜10月8日(14日間)
比較期間 2026年9月11日〜9月24日(14日間)
検索タイプ ウェブ検索
確認日 2026年10月13日
集計単位 サイト全体、ページ、検索クエリ

この比較の限界

同じ日数を比べても、完全な対照実験にはなりません。更新期間中に新しい記事を公開しており、ChatGPT広告やAI広告に関する検索需要も変動しています。また、平均掲載順位は、表示された検索語とページの構成が変わるだけでも動きます。

そのため、本記事では「アップデート期間中に何が変わったか」と「アップデートが原因だったか」を分けます。前者はSearch Consoleで観測できますが、後者は他の要因を除外しなければ断定できません。

サイト全体はクリック18.1%、表示回数20.8%増加

サイト全体では、クリックと表示回数がともに増加しました。計算式も公開します。

指標 更新期間 直前期間 差分 変化率
クリック 196 166 +30 +18.1%
表示回数 8,832 7,314 +1,518 +20.8%
CTR 2.2% 2.3% -0.1ポイント 約-4.3%
平均掲載順位 11.5位 20.3位 8.8位改善 ―

クリックの変化率は「(196−166)÷166×100」で18.1%、表示回数は「(8,832−7,314)÷7,314×100」で20.8%です。CTRはわずかに低下しましたが、表示機会の増加がクリック増を上回っています。

数字だけならプラス、評価はまだ暫定

サイト全体が広範囲に評価を失った場合、表示回数、クリック、平均掲載順位が同時に大きく悪化する可能性があります。今回は逆方向の動きであり、少なくとも全体指標から大幅なマイナス影響は読み取れません。

ただし、平均値はページごとの差を隠します。次にページ別の増減を確認すると、サイト全体のプラスが均等に生じたわけではないことが分かります。

増加の中心は「ChatGPT広告がうざい」と新規AI広告記事

ページ別で最も増えたのは、ChatGPT広告がうざいと言われる理由でした。もう一つの大きな増加は、更新期間中に公開した「AI画像広告が気持ち悪い」記事です。

ページ クリック差 表示回数差 読み取り
ChatGPT広告がうざいと言われる理由 +60 +1,992 既存記事の露出と流入が大きく増加
AI画像広告が気持ち悪い・改善方法 +19 +1,256 更新期間中の新規記事で、純粋な前後比較ではない
ChatGPT広告の請求・支払い +9 +75 実務クエリで増加
AIO対策を学べる本 +3 +54 小幅増加
AI広告が気持ち悪い理由 -7 -333 近いテーマ内で表示先が動いた可能性
GeminiとNotebookLMのビジネス調査 -4 -140 個別ページでは下落

上位2ページの増加は合計79クリック

上位2ページの増加は60クリックと19クリックで、合計79クリックです。一方、サイト全体の純増は30クリックでした。つまり、他のページ群では合計49クリック分以上の減少または相殺が起きています。

この構造は重要です。「サイト全体が一様に評価された」というより、特定テーマの需要・順位・表示ページが変化したと考える方が自然です。特に新規記事は比較期間に存在しないため、その増加をアップデート効果に含めることはできません。

検索クエリでは「ChatGPT CM 気持ち悪い」が増加

検索クエリ別では、「ChatGPT CM 気持ち悪い」に関連する表記違いが伸びました。

検索クエリ クリック差 表示回数差
チャットgpt cm 気持ち悪い +14 +367
chatgpt cm 気持ち悪い +12 +141
チャット gpt cm 気持ち 悪い +13 +544
チャット gpt 広告 気持ち 悪い +6 +35
chatgpt 広告 うざい +2 +33
チャットgpt広告 うざい -4 -40

同じテーマでも表記別に増減が分かれた

「気持ち悪い」「うざい」の近い検索意図でも、すべての表記が一律に伸びたわけではありません。Googleが検索者の表現とページ内容の対応を再評価した可能性はありますが、CM放映やSNSでの話題化など、検索需要側の変化も考えられます。

この結果から言えるのは、「ChatGPT広告・CMへの違和感」というテーマの露出が増えたことです。「スパムアップデートが当該記事を高く評価した」とまでは言えません。

暫定判定:全体ペナルティの兆候はないが、局所変動はある

今回の速報判定を3段階で整理します。

判定対象 暫定評価 根拠
サイト全体 大きな悪影響は未確認 クリック・表示・平均順位が改善
記事クラスター テーマごとの差が大きい ChatGPT広告系が増え、AI広告・Geminiの一部が減少
個別ページ 要継続観測 新規記事、需要変化、表示先の入れ替わりを除外できない

「影響なし」ではなく「マイナスの全体影響を確認できない」

検索順位は日々変化します。今回の数字がプラスでも、全ページが安全と証明されたわけではありません。正確な表現は、「比較期間の全体指標に、サイト全体を覆う大幅なマイナス影響は確認できなかった」です。

下がったページについては、検索意図の変化、競合の更新、類似記事とのカニバリゼーション、タイトルや導入文、情報の古さを個別に確認します。

なぜアップデートが原因と断定できないのか

1.更新期間中に新規記事を公開している

新規記事には比較期間の実績がありません。公開後のクリックや表示回数は、アップデートによる改善ではなく、新しいページが検索結果へ加わった効果を含みます。

2.検索需要が変化している可能性がある

ChatGPTの広告やCMが話題になれば、「気持ち悪い」「うざい」などの検索自体が増えます。表示回数の増加は順位上昇だけでなく、検索母数の増加でも起こります。

3.近いテーマの記事間で表示先が変わっている

ChatGPT広告の記事が伸びる一方、AI広告の近い記事が下がっています。サイト全体の評価というより、どのURLをどの検索意図へ出すかが調整された可能性があります。

4.Search Consoleの平均順位は構成変化の影響を受ける

新しいクエリやページが表示されると、平均の母集団が変わります。平均順位が8.8位改善していても、既存の全クエリが8.8位ずつ上がったわけではありません。

今すぐ大量削除・一括リライトをしない理由

Googleは、更新に関連する流入変化を調べる際、展開完了を確認し、適切な期間を比較し、ページとクエリを確認するよう案内しています。また、小さな順位低下に対して、すでに機能しているコンテンツを大きく変更することは推奨していません。

今回のサイト全体指標はプラスです。その状態で一括削除やURL変更を行うと、伸びているページまで崩し、次回比較の基準も失います。

優先する対応

1. 下落したページだけを対象に、検索意図と競合変化を確認する 2. 新規記事を除外した既存ページ群でも同じ比較を行う 3. ChatGPT広告とAI広告の記事間で、役割と内部リンクを整理する 4. 公開・リライト・タイトル変更の日付を記録する 5. 7日後と28日後に同条件で再計測する

避ける対応

  • 順位が動いたという理由だけで全記事を削除する
  • 内容を確認せず更新日だけを変更する
  • 近い検索語ごとに結論が同じ記事を増やす
  • クリック増をアップデートの成果として断定する
  • 短期の平均順位だけでサイト品質を評価する

次回は既存記事だけを分けて確認する

今回の速報は、アップデート期間中のサイト全体像を把握するための第一段階です。次回は、新規公開ページを除外し、更新前から存在していた記事だけで比較します。

7日後に見る項目

  • 主要ページのクリック・表示回数が維持されているか
  • 下落したAI広告・Gemini記事が戻るか、さらに下がるか
  • ChatGPT広告クラスター内で表示URLの入れ替わりが続くか
  • CTR低下が順位構成によるものか、タイトル訴求によるものか
  • 国別・端末別に変化が偏っていないか

28日後に見る項目

  • 更新前28日と更新後28日の既存URL比較
  • 指名検索と非指名検索の差
  • 新規公開を除いたクラスター別の変化
  • 検索流入から問い合わせ・診断への遷移
  • Google検索とBingのAI引用・検索流入の違い

検索順位だけでなくAI引用と流入を分ける考え方は、GEO・LLMO・AIOの引用キーワード実測でも公開しています。

AI記事の本数だけでは影響を説明できない

当サイトはAIを制作・分析・実装に組み込み、多数の記事を運用しています。しかし、今回の比較で見えたのは「本数が多いサイトは一律に落ちる」という単純な結果ではありませんでした。

重要なのは、各記事が異なる検索意図を持ち、公式情報、実測値、経験、判断基準を提供できているかです。AIを使ったかどうかではなく、検索順位の操作を目的に価値の乏しいページを大量に作っていないかを点検します。

当サイトで継続する品質管理

  • 一つの記事に一つの主要検索意図を割り当てる
  • 類似記事は総合解説・手順・費用・事例など役割を分ける
  • 公式情報と編集部の解釈を明確に区別する
  • 実測値に期間、対象、計測方法、限界を付ける
  • PCとスマートフォンの表示を確認する
  • 公開本文に編集用の語句や重複段落を残さない
  • 伸びた結果だけでなく下落も記録する

既存記事をどの順番で見直すかは、AIO既存記事のリライト手順と一次情報の作り方に整理しています。

よくある質問

2026年9月スパムアップデートはいつ完了しましたか?

Google公式では2026年9月24日(米国太平洋時間)に開始し、13日16時間で完了しています。日本時間の日付で集計する場合は、境界がずれる点に注意が必要です。

当サイトは今回のアップデートで下がりましたか?

サイト全体では、更新期間のクリックが直前期間比18.1%増、表示回数が20.8%増でした。全体的な下落は確認できませんが、個別ページには増減があります。

数字が増えたのはアップデートのおかげですか?

断定できません。増加はChatGPT広告関連と新規記事に集中し、検索需要や公開本数の影響も含まれます。本記事では更新期間との相関を示し、因果関係とは分けています。

順位が下がった記事はすぐリライトすべきですか?

大幅かつ継続的な下落でなければ、すぐ全面改稿する必要はありません。需要、競合、検索意図、類似記事、技術問題を切り分けてから対応します。

次の検証はいつ行いますか?

速報後7日と28日を目安に、既存記事と新規記事を分けて再比較します。主要ページ・クエリ・端末・国別の変化も確認します。

まとめ:数字はプラス。ただし「アップデートで伸びた」とは言わない

2026年9月スパムアップデート期間の当サイトは、クリック196回、表示8,832回となり、直前の同じ14日間より増加しました。平均掲載順位も20.3位から11.5位へ改善しています。

一方、増加の中心はChatGPT広告への違和感を扱う既存記事と、期間中に公開した新規記事でした。上位2ページの増加だけでサイト全体の純増を上回っており、他ページでは減少も起きています。

したがって現時点の結論は、<strong>サイト全体への大きなマイナス影響は確認できないが、増加をアップデートの効果とは断定できない</strong>です。今後は既存記事だけを分離し、7日後・28日後のデータで再検証します。

データ確認日:2026年10月13日。Google Search Consoleの2026年9月25日〜10月8日と9月11日〜9月24日を比較。数値は取得時点のSearch Console表示に基づき、アップデートとの因果関係を保証するものではありません。

監修者 魚見幸司
監修者 魚見幸司

監修者プロフィール

魚見幸司

生まれ(32歳)

Google公式の展開期間と、自社Search Consoleの同日数比較を用い、サイト全体・ページ・検索語の3層で影響を検証しました。

保有資格:Google AI プロフェッショナル認定証

SEO、Web広告、SNS・LINE運用、LP制作・改善、アクセス解析、コンテンツマーケティング、生成AI導入を横断するデジタルマーケティングの専門家。広告代理店で最年少マーケティング事業部長を務め、グローバルマーケティング会社のCMOを経験しています。

成果指標から施策を逆算し、小規模検証から標準化へ進める方法と、人の確認を残した半自動化を重視。SEO・広告・SNS・LP・問い合わせを分断せず、事業成果までつなげる実務検証を行っています。

  • SEO・AIO・LLMO
  • Web広告
  • SNS・LINE運用
  • LP・アクセス解析
  • 生成AI導入

この記事の監修:魚見幸司がSEO・広告・アクセス解析・AIメディア運用の実務視点で監修しています。相関と因果を分け、増加した数値もアップデートの成果とは断定しません。

監修方針:実務で再現できる条件、数値、リスク、確認手順を重視して内容を確認しています。 監修者・専門家情報を見る

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